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ブログ 2015年11月

日光東照宮400年記念公式行事の芸術カレンダー奉納作家に選出されました。

 栃木県にあります日光東照宮は、江戸初期に徳川家康公が神様として鎮座されてから来年で400年の節目を迎えられます。それを記念して、日光東照宮と世界芸術文化交流会の共同企画で、現代を代表する芸術家の作品を用いてカレンダーを制作し、奉納して後世に伝えていくことにされました。そのメンバー選出に際しては、肩書きや年齢にとらわれず、あくまでも作品本位で、公正に残し伝えるのに相応しい選ぶことに主眼を置き、日光東照宮の稲葉宮司、湯沢禰宜、書道専門誌「墨」の創刊以来20年編集長を務められた宗像克元氏をはじめとする世界文化交流会評議会にて選考されたとのことです。
 その結果、書道部門では全国から二人、読売系から鵜川稲山と、毎日系からは北海道の方が選出されたとの連絡を頂きました。読売系とは全国の書家の過半数が所属しており、残りが毎日系、産経系その他という感じで、読売系が日展のほとんどを占めている状況の中、最初に選ばれました。最終的には全部で10名ほどが選ばれたと聞きましたが、最初に選ばれたというのには、戸惑いと驚きを感じました。
 20年ほど書道界で逆境の中、書道サロンと距離を置きながら、こつこつと仮名、漢字とも古典学習に努力研鑽して参りました。その結果、他府県から審査員を招請し名前を伏せて公平な審査が行われていた広島県美術展で優秀賞(準大賞)、大賞を3年連続受賞したり、14年間連続入選し、そのうち8回入賞してきました。中央展は出品しても名前だけで落とされていましたが、、、でも4年前、義父が亡くなって義父が所属していた会派の会長に相談したところ、過去の事はもう宜しいと快く受け入れてくださり、本格的に漢字学習も始めました。
 作品は近いうちに公開できるよう準備中ですので、公開いたしましたら是非ご高覧くださいますよう、お願いいたします。

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